「形容詞」とは?
文法を勉強していると必ず出てくる言葉、形容詞。そもそも形容詞とは何なんでしょうか?
形容詞は品詞の1つで、名詞や代名詞をくわしく説明するための言葉です。意見や評価、大きさ、形、年齢、色、起源、素材、温度に関する情報を表します。以下の例を見てみましょう。
例 | |
意見・評価 | beautiful, smart, lovely |
大きさ | short, long, small |
形 | round, square, rectangular |
年齢 | young, old, antique |
色 | red, blue, gold |
起源(出身、産地など) | English, Asian, American |
素材 | wooden, plastic, glass |
温度 | hot, cold, warm |
形容詞はどこにいれるべき?
①一般的に、形容詞は修飾する名詞の前におきます。
【構造】形容詞+名詞
例文:
A great opinion. 素晴らしい意見
The brown chair. 茶色い椅子
That Chinese girl. 中国人の女の子
②名詞の後に動詞がある場合、動詞の後ろにおきます。
動詞の例:be動詞, appear, become, feel, get, go, keep, seem, smell, sound, turn, taste
【構造】名詞+動詞+形容詞
例文:
The opinion sounds great.
その意見は素晴らしいですね。
The chair is brown.
その椅子は茶色いです。
That girl is Chinese.
あの女の子は中国人です。
形容詞が2つ以上あるときはどうする?
複数の形容詞を入れる場合、正しい語順があります。下記の順番で入れましょう:
意見・評価 – 大きさ – 温度 – 年齢 – 形– 色– 起源 – 素材
例文:
The small young girl is my cousin.
その小さくて若い女の子は私のいとこです。
[大きさ – 年齢]
That beautiful antique France paint is painted by Leonardo da Vinci.
あの美しいアンティーク(年代物)のフランスの絵画はレオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれました。
[意見・評価 – 年齢 – 起源]
The big round brown wooden table is new.
その大きくて丸い茶色い木製のテーブルは新しいです。
[大きさ – 形 – 色 – 素材]
※同じ性質のグループに属する形容詞を複数いれる場合は、コンマ(,)やand、butで区切ります。
例文:
The beautiful, lovely girl is my cousin.
その美しくてかわいらしい女の子は私のいとこです。
[すべて意見・評価]
The expensive, beautiful and comfortable sofa is new.
その高くて美しく、快適なソファーは新しいです。
[すべて意見・評価]
The expensive, beautiful but uncomfortable dress is not mine.
その高くて美しいけれども着心地がよくないドレスは私のではありません。
[すべて意見・評価]
形容詞のかたちは規則的?それとも不規則?
形容詞には原級、比較級、最上級の形があり、不規則に変化します。比較の程度によってそれぞれを使い分けます。
原級:tall, young, beautiful.
比較級:taller, younger, more beautiful.
最上級:the tallest, the youngest, the most beautiful.
例文:
Mary is young.
メアリーは若いです。
Mary is younger than James.
メアリーはジェームズより若いです。
Mary is the youngest in the family.
メアリーは家族の中で最も若いです。
形容詞を強調したいときはどうする?
副詞の‘very’ または ‘really’ を形容詞の前におき、形容詞を強調します。
例文:
James is very tall.
ジェームズはとても背が高いです。
Chinese is a really important language.
中国語はとても重要な言語です。
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