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第10課「いる」と「ある」の違い、外国人に説明できますか?

日本語には存在を表す動詞が「いる」と「ある」の2つあります。言われてみれば確かに、「いる」と「ある」は英語だと両方とも同じ “There is (are)” ですよね。

それでは日本語で私たちはどうやって使い分けるのでしょうか?

簡単に言うと、人や動物には「いる」を使い、モノや植物には「ある」を使います。

動詞
(基本形)
動詞
(丁寧形)
意味 対象
いる います 位置している 人、動物
ある あります 位置している、存在する、持っている モノ、植物

 

もう少し具体的に見てみましょう。

文章の作り方:[副詞:場所] + + [名詞] + + [動詞:いる / ある(います / あります)]

> AにBがいます / あります。

 

例文:

庭に犬がいます。(There is a dog in the garden.)

>犬は動物=いる / います

 

部屋に机があります。(There is a desk in the room.)

>机はモノ=ある / あります。

 

所有を表す「ある / あります」

ここまで存在を表す言葉を説明してきましたが、「ある / あります」は 所有、つまり「持っている」という意味でも使われます。

文章の作り方:[名詞] + が + ある / あります

 

お金があります。((I) have money.)

 

合わせて読む: 「あげる、くれる、もらう」の違いを説明する方法

 

いかがでしたか?普段何気なく使ってる言葉のルール。知らないとなかなか説明できませんよね。

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