英語には慣用句、つまりそのまま直訳しても意味がわからない比喩を使った言いまわしがたくさんあります。
こういった表現を会話に取り入れられると、ネイティブの話し方に一歩近づけるような気がしますよね。
それでは、どんな表現があるのか見ていきましょう!
意味:「遅れても来ない(やらない)よりはまし」
例文:I’m sorry for arriving late. But better late than never, right?
遅れてごめん。でも来ないよりはましだよね?
意味:「めったにない、ごくたまに」
例文:Once in a blue moon, we can see fireflies in this area.
この辺りでは、めったにホタルは見られません。
直訳=一切れのケーキ
意味:「簡単、楽勝、朝飯前」
例文:The exam was a piece of cake.
この試験は楽勝だったよ。
直訳=口に銀のスプーンをくわえて生まれる
意味:「裕福な(影響力のある)家庭に生まれる、多くの利点を持って生まれる」
例文: She never has to worry about money, as she was born with a silver spoon in her mouth.
彼女はお金の心配をしたことがないんだよ、だって裕福な家庭に生まれかから。
直訳=卵がかえる前からヒナの勘定をするな
意味:「不確実な事柄に期待をかけて、それをもとにした計画を考えるな」
※日本語のことわざ「取らぬ狸の皮算用」と同じ意味です。
例文:Even though the company promised to give you a big bonus, don’t count your chickens before they’re hatched. Wait until you get the bonus before buying a new house.
会社がボーナスをたくさん出すと約束したとしても、それを期待して計画してはいけないよ。新しい家を買う前に、ボーナスが出るまで待つんだ。
直訳=大きな絵
意味:「全体像」
例文:Looking at the big picture can lead to the better decisions.
全体像を見ることが、より良い決断に繋がる。
意味:「行動は言葉よりも雄弁」
例文:A leader does not tell his team how things should be done, he shows them. Actions speak louder than words.
リーダーはチームにどうやってやるべきなのかは言わずに、実際にやって見せる。行動は言葉よりも雄弁。
直訳=良いことは待つ者のところに訪れる
意味:「忍耐は報われる」
※日本語のことわざ「果報は寝て待て」「待てば海路の日和あり」に通じるところがあります。
例文:In a way, good things come to those who wait as a hunter stalks prey.
ある意味、良いことは獲物を仕留めるハンターのように待っている人のところにやってくる。
直訳=スライスした食パン以来の最高の発明(※食パンをスライスする機械が発明されたことは、当時とても画期的なことでした。)
意味:「最高の、とても素晴らしい」
例文:Internet is one of the best things since sliced bread.
インタネットはとても素晴らしいものの1つだ。
意味:「始まりが良ければ半分できたも同然。」
※日本語のことわざ「始めよければ半ば成功」と同じ。
例文:Beginning is always the hardest, but remember, well begun is half done.
いつでも最初は一番大変。だけど覚えておいて。始まりが良ければ半分できたのと同じよ。
いかがでしたか?
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